と言うことで、今回、初めて出産を迎える方を対象に実施している「もうすぐママパパ教室」の1回コースに参加をしてきました。
この記事では以下内容をまとめています。
- 開催概要
- 体験レポート
- 参加方法
ママにも勉強になることが盛りだくさんですが、パパの方が勉強になることが多く、またパパとしての自覚も強くなるのだろうなと思う講座でした。初めてのママパパは出来る限り参加した方が良いと思いますよ!
Contents
もうすぐママパパ教室の開催概要
もうすぐママパパ教室は、調布市在住で初めて出産を迎えるママパパ向けに行なっている無料講座です。出産の3~5ヶ月前に参加ができるコースで「4回コース」と「1回コース」が設けられています。
1回コースは土曜日の午前中だけで終わりますし、内容も十分充実していると感じましたのでオススメです。予約は埋まりやすいので希望の方は早めに予約をとるようにしましょう。
福祉健康部 健康推進課
電話番号:042-441-6100
ファクス番号:042-441-6101
メールアドレス:kenkou@w2.city.chofu.tokyo.jp
1回コースの概要
参加コース | 1回コース |
---|---|
参加人数 | 25組(50人)くらい |
時間 | 10:00~12:30 |
場所 | 調布市文化会館(西館)たづくり2階 |
持ち物 | 母子手帳、筆記用具、飲み物、動きやすい服装 |
参加人数は約50名で、30代の参加者が多いかな?と思いました。指導員や助産師の方が終始穏やかで、リラックスしながら参加することが出来ましたよ。

講義前に配布される資料には、妊娠中に必要な栄養、出産準備アイテムなど役に立つ情報が記載されており読み応え抜群でした。パパの復習用にも良いですね。
場所は市役所の近くにある文化会館西館の2階にある会議室です。文化会館が東館と西館があるので間違えないように注意!
服装として動きやすい服装を指定しているのは、助産師さんからの指導の時に、あぐらをかいたり、よつんばいになったりと、妊婦が楽になる姿勢を体験するためです。激しく動くことはありませんが、動きやすい服装を心がけましょう。
1回コースのプログラム
- パパの妊婦体験(30分)
- ママの体の変化とケア(30分)
- 沐浴体験(30分)
- 新生児について(30分)
1回コースは大きく4つのプログラムで構成されています。上記プログラムの前後に簡単にプログラムの説明や、調子の子育て支援サービスの案内があり、合計2時間半で終了する流れとなります。
当日はグループごとに分かれて行いますので①〜④の順番は前後すると思いますが、特に順番が変わる事で不都合はなかったです。
筆者(男性)としては全て勉強になりましたが、特に沐浴体験が良かったかなと思っています。妻が一番満足していたのは、体の変化とケアの講義でした。
プログラムの体験レポ
ここからは実際に参加した感想を紹介します。
パパの妊婦体験
妊婦体験については、出産間近の妊婦がどのくらい大変なのかをパパにも体験してもらうものです。約10キロ弱あるベストを着衣して立ち上がったり寝そべったりする形ですが、感覚的には男性用のボーリングの球がお腹に入っているイメージでした。参加しているパパ達も「これは辛いね・・!」「仰向けで寝れない!」など大変さを痛感してましたよ。
妊婦体験で10kg弱のベストを着る理由
そうそう。生まれてくる子供は3kg程度なのになぜ10kg?と男性は思うかも知れませんが、血液が作られたり、子宮や羊水を作るために体重が増えるのです。これ、結構男性は知らないのではないかな?と思います。そのあたりを知るためにも妊婦体験は大切ですね。
妊娠中の体重増加の内訳
- 胎児(3kg)
- 胎盤(0.5kg)
- 羊水(0.5kg)
- 子宮、乳房、血液(4kg)
- その他(2kg)
あくまで平均ですが、生まれてくる胎児の重さ以上に大きく負担がかかっていることは理解しましょう!
ママの体の変化とケア

こちらは妊婦体験と続けて助産師さんから講義を受ける形です。
- なぜ出産前に歩く必要があるのか?
- 姿勢を整えておかなければならない理由は?
- 腹筋を衰えさせないコツは?
- 負担を和らげる座り方は?
- 骨盤の歪みを和らげる方法は?
- 骨盤ベルトの使い方は?
上記のようなことを体験も交えながら教えてくれました。腹筋維持のコツ、座り方、骨盤ベルトの使い方など、体験をする事で非常に理解ができました。おそらく本などで見ただけならここまで理解できなかっただろうなと思いますし、夫婦揃って体験することがママさんを想うことに繋がりますので、体験型って本当に大事です。
お腹が大きくなって寝苦しくなっている方に対しては、足にタオルなどを挟んで寝ると良いというお話がありましたが、我が家ではタオルではなく抱き枕を足に挟んで寝ています。妻曰く「今年1番の買い物!」ですので、もし抱き枕を買っていない方は是非。
沐浴体験

沐浴体験は、担当の方の指導の元で基本的にパパが行い、ママはサポートをする形でした。
- 家の中で事故が起きやすい場所
- 沐浴の目的
- 沐浴に必要な道具
- 沐浴体験
上記の流れで行うのですが、ここで思ったのは、一度体験すると安心するということです。
「沐浴って何するのかな?」
「ちょっと出来るか分からないな」
と不安に思うパパさんも多いと思いますが、一度やってみるとイメージが沸くので「これなら自分でも出来そう!」「やってみたい!」となるかと思います。実際に子供が生まれてくるまで実感値がなかなか出てこないパパも多いと思いますが、こうやって沐浴させる体験が1つ加わるだけで、パパとしての実感が強まってくると思います。
「あ、こんな風に頭を支えてあげないと耳に水が入るな」とか
「むむ、衣類をこうやって置かないと着せにくいな」とか
「これは結構手首が疲れるな・・」とか、多くの気づきも生まれてきます。
動き回る赤ちゃんを相手にするとそんな気づきを振り返っている暇もありませんので事前にシミュレーションが出来る沐浴体験は大切です。
ちなみに我が家は沐浴用としてこちらを購入。
- 折りたためて便利
- 台所のシンクに入る大きさ
- 排水口もついている
- 将来は洗濯物入れにも使える
- 値段が安い
沐浴は1〜2ヶ月で終わりますので沐浴以外でも使い道のある多機能製品がオススメです。
新生児について

こちらでは、新生児との過ごし方について教えてくれます。
- 抱っこの仕方体験
- 泣き声のピークの時期
- 病気のリスクと対策
抱っこでは横抱き、縦抱きなどを教えてくれるのですが、パパ達が講義中にずっと人形を抱っこしながら背中をトントンしていることがちょっと面白かったです。筆者も自然とトントンしていましたが、どのパパもしっかり赤ちゃんを抱っこする気持ちになっているので微笑ましいなと思いました。
参加申し込みは電話か窓口にて
以上、ママパパ教室の概要とレポートでした。参加については電話申込と窓口申込があります。出産予定月の3~6ヶ月前に参加出来ますので、例えば4月の講座に参加出来るのは7~9月出産予定のママパパとなります。希望する方は早めに申し込みをするようにしましょうね!
開催月 | 参加対象者 |
---|---|
1月 | 4~6月出産予定 |
2月 | 5~7月出産予定 |
3月 | 6~8月出産予定 |
4月 | 7~9月出産予定 |
5月 | 8~10月出産予定 |
6月 | 9~11月出産予定 |
福祉健康部 健康推進課
電話番号:042-441-6100
ファクス番号:042-441-6101
メールアドレス:kenkou@w2.city.chofu.tokyo.jp
公式情報:「もうすぐママ・パパ教室」